私が松永先生にお会いすることになったのは、親と私の治療を依頼したことがきっかけでした。
当時の私は、患者として気功施術を受けることについては経験豊富だったのですが、自分でもその施術の気功(外気功)をやってみるということは夢にも思いつきませんでした。
しかし松永先生のお誘いがあり、これも何かの縁だと強く思い、大阪から通う決意をしました。
気功とは太極拳のような演武や型のようなものだと思う人も多いでしょうが、やはりそれだけではありません。
身体を動かす動功と、静謐な瞑想をして気力の充実を図る静功があります。
月に一度千葉の療術院に習いに行きますが、基本的にはこのような気功を、帰宅してから自宅でも毎日こなしました。
とは言っても、月に一度千葉に出向くことは、新しいことの学習はもちろん、情報の共有や気の感覚の確かめ合いなど、
有意義なことを吸収できる場として貴重な経験が出来たと思います。
また、どちらかと言えば個人的なことではありますが、この講座に通い詰めた一年間を通して、これまでの自分を振り返るとてもよい機会になってくれたと思います。
講座に来る前の年、自分自身の今後のことについて迷うことも多々あり、行き詰まりも感じていました。
その中で気功を始めたことにより、自分自身の変革の後押しを受けて大幅に推進できたことは、
これまでにない意義深いものだったと感じております。そういうこともあり、毎月通うことが全然苦にならず、むしろ自分の中の変化を噛みしめることができる一つの機会ととらえ、日々精進してきた年となりました。
これからも練功と鍛練を重ね、まだまだ成長すべきところも多く、将来具体的にどうするかはまだ決めていませんが、引き続き精進に励んでいきたいと、胸を張って感じております。
これまでの一年間、誠にありがとうございました。